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レイキの歴史

日本で生まれ、世界へ広がった癒しの文化

はじめに

「レイキって、どこの国で生まれたのですか?」

サロンでも、とてもよくいただく質問です。

海外発祥だと思われる方も多いのですが、実はレイキは日本で生まれた伝統的な手当て療法です。

レイキは漢字で書くと「靈氣」です。

現在では世界100か国以上に広がり、多くの人がセルフケアやヒーリングとして実践しています。

しかし、その長い歴史の中で、日本と海外では少しずつ発展の仕方が異なりました。

この記事では、

  • レイキ誕生の歴史

  • 世界へ広まった経緯

  • 日本伝統式と西洋式レイキの違い

  • なぜ今あらためて日本伝統式が注目されているのか

をわかりやすく解説します。


レイキは日本で生まれた

レイキは、大正時代の日本で、臼井甕男先生によって体系化されました。

臼井先生は人生経験を積む中で、人生の目的は「安心立命」(悟り)の境地に立つことだと気が付きます。

悟りを得るために禅のお寺で3年ほど修行を積むのですが、悟りを得られません。

悩んだ末に師に相談すると「一度死んでみることだな」と言われ大きなショックを受けます。

 

その後、臼井先生は京都の鞍馬山で死を賭した断食修行に入ります。

断食修行21日目に雷に打たれたように一大靈氣に触れ、気を失いました。

目が覚めると悟りを得ていたということです。

また、鞍馬山から下山途中に木の根につまづき足の爪を剝がす怪我を負うのですが、手を当てるとたちまち痛みが引いたそうです。

臼井先生は悟りと同時に靈氣が使えるようになっていると気が付きます。

 


「靈氣」という言葉の意味

「靈」という漢字を見ると、幽霊を連想される方もいます。

しかし、ここでいう「靈」とは幽霊や宗教的存在ではありません。

古くから日本では、

「目には見えない神聖なもの」

を表す言葉として使われてきました。

「氣」は生命エネルギーや活力を意味します。

つまりレイキとは、

宇宙や自然に満ちる生命エネルギー

という意味を持っています。


臼井霊気療法学会の設立

臼井先生はその後、

臼井霊気療法学会を設立し、多くの実践者を育成しました。

臼井先生は当初からは病気を治すことだけではなく、

  • 心を整える

  • 人間性を高める

  • より良い人生を送る

という目的を大切にされていました。

その教えの中心にあるのが有名な「五戒」です。


五戒という生き方

レイキには次の五つの教えがあります。

今日だけは

  • 怒るな

  • 心配すな

  • 感謝して

  • 業を励め

  • 人に親切に

これは単なる道徳ではありません。

心を穏やかに保ち、本来の自分を取り戻していくための実践です。

私はこの五戒こそ、日本伝統式レイキの本質だと考えています。

手当ての技術だけではなく、

生き方そのものを整えることが日本伝統式レイキの特徴なのです。


レイキが世界へ広まった経緯

1930年代にレイキは海外へ伝わり始めました。

その中心人物が林忠次郎先生、高田はわよ先生です。

林先生から靈氣を学んだ高田はわよ先生が、レイキをハワイで伝え、その教え子(レイキティーチャー)達がアメリカ本土やヨーロッパへと広めました。

現在では、

  • 医療従事者

  • 看護師

  • セラピスト

  • カウンセラー

  • 一般家庭

など、さまざまな場面で活用されています。

イギリスでは医療保険の対象になるなど、海外では大きく広がっています。

現在、世界には約1千万人のレイキ実践者がいると言われています。

 


日本伝統式と西洋式レイキの違い

海外へ広まる過程で、レイキは少しずつ形を変えていきました。

海外では、

ヒーリングや治療を目的として発展した部分が多くあります。

一方、日本伝統式では、

  • 五戒

  • 呼吸法

  • 瞑想

  • 心の在り方

  • 安心立命という生き方

を重視します。

つまり、

人間性を磨くことに重点が置かれているのです。

 

もちろん、どちらが良い悪いではありません。

目的が少し違うだけなのです。

 

西洋式レイキも日本伝統式レイキも同じレイキエネルギーです。


なぜ今、日本伝統式レイキが見直されているのか

現代は、

情報があふれ、

人と比較し、

常に忙しい時代です。

その結果、

  • 考えすぎる

  • 不安になる

  • 自分を責める

  • 心が休まらない

という方が増えています。

だからこそ、

「心を整える」

という日本伝統式レイキの考え方が、今あらためて注目され始めています。

手を当てることだけではなく、

日々の考え方や生き方そのものを整えていく。

それが、本来のレイキの姿だと思います。


私自身が感じた日本伝統式レイキの魅力

私が日本伝統式レイキを学んで最も驚いたのは、

身体が楽になること以上に、

「心の反応」が変わっていったことでした。

以前は小さな出来事にも心が大きく揺れ、不安や焦りを感じることが少なくありませんでした。

しかし、五戒を意識し、呼吸法や自分へのレイキを続けるうちに、物事を少し引いた視点で見られるようになり、感情に振り回される時間が少しずつ減っていきました。

その変化は、自分だけではありません。

家族との会話や人間関係にも穏やかさが生まれ、「心が整うと、周りとの関わり方も自然に変わる」ということを実感しています。

もちろん、レイキがすべてを一瞬で解決してくれるわけではありません。

ですが、毎日の中で少しずつ自分を整える習慣として、これほど続けやすいものはないと感じています。


まとめ

レイキは、日本で生まれた伝統的な手当て療法であり、心と身体の調和を大切にする実践法です。

世界中へ広まった現在も、その根底にある「人が本来持つ力を引き出す」という考え方は変わっていません。

日本伝統式レイキは、ヒーリング技術だけでなく、五戒や呼吸法、日々の在り方を通して、自分自身と向き合うことを大切にしています。

忙しい毎日の中で、自分を後回しにしてしまいがちな現代だからこそ、レイキの歴史に触れることは、単なる知識ではなく、「これからをどう生きるか」を考えるきっかけにもなるでしょう。

 

もしこの記事を読んで日本伝統式レイキに興味を持たれたなら、ぜひ当サロンのアチューンメント講座にお越しください。