「自分を受け入れたとき、人は変わり始める」
「もっと頑張らなきゃ」
「私が悪かったんだ」
「ちゃんとできない自分はダメだ」
そんなふうに、自分を責めることが癖になっていませんか?
実は、多くの人が「変わるためには、自分に厳しくしなければならない」と思っています。
でも、心理学者カール・ロジャーズは、まったく逆のことを言いました。
「自分自身をありのままに受け入れたとき、人は変わり始める。」
この言葉は、一見すると不思議に聞こえるかもしれません。
「受け入れたら、そのままで終わってしまうのでは?」
そう思う人もいるでしょう。
しかし、実際にはその逆なのです。
自分を責めても、人は変われない
何か失敗したとき、
「なんでこんなこともできないんだ。」
「また同じ失敗をした。」
そんな言葉を自分に浴びせていませんか?
もし同じ言葉を、毎日誰かから言われ続けたらどうでしょう。
きっと萎縮してしまい、挑戦する気持ちも失ってしまいます。
実は、私たちは自分自身に同じことをしています。
厳しく責められた心は、防御しようとします。
言い訳をしたり、現実から目を背けたり、何も行動できなくなったり…。
つまり、自分責めは「成長のエネルギー」を奪ってしまうのです。
「受け入れる」と「甘やかす」は違う
ここで勘違いしてほしくないことがあります。
自分を受け入れることは、
「何もしなくていい。」
「わがままでもいい。」
ということではありません。
受け入れるとは、
今の自分を事実として認めること。
例えば、
「今日は疲れていた。」
「今は余裕がなかった。」
「不安だったから、うまく話せなかった。」
これは言い訳ではありません。
現実を冷静に見ることです。
現実を正しく見られるからこそ、
「じゃあ次はこうしてみよう。」
という前向きな一歩が生まれます。
自分を責める人ほど、優しい人
私のサロンにも、
「もっと頑張らなきゃ。」
「私が悪いんです。」
と話される方がたくさん来られます。
お話を聞いていると、共通点があります。
それは、
とても真面目で、周りに優しい人だということです。
家族のことを考え、
職場のことを考え、
相手の気持ちを考え続けている。
だからこそ、自分にだけ厳しくなってしまうのです。
でも、本当に必要なのは、
他人に向ける優しさを、自分にも少し向けてあげることではないでしょうか。
日本伝統式レイキにも通じる考え方
日本伝統式レイキには「五戒」という教えがあります。
その最初の言葉は、
「今日だけは怒るな」
です。
これは誤解されやすいのですが「怒りを禁止するもの」ではありません。
「怒り」に隠された自分の価値観に気が付いて、その自分を認めること。
そして私は、
一番怒っている相手は、自分自身ではないか。
と思うことがあります。
失敗するたびに責める。
思い通りにならないたびに否定する。
これでは心は休まりません。
レイキでは、呼吸を整え、自分自身と向き合う時間を大切にします。
その時間を重ねることで、
「このままの自分でも大丈夫なんだ。」
という感覚が少しずつ育っていきます。
すると、不思議なくらい自然に行動が変わっていく人が多いのです。
頑張って変えるのではなく、
整うことで変わっていく。
これはロジャーズの考え方とも、とてもよく重なります。
今日からできる、小さな実践
今日一日だけでも構いません。
失敗したときに、自分へこんな言葉をかけてみてください。
「よく頑張ってる。」
「今の自分にはこれが精一杯だった。」
「じゃあ次は少しだけ工夫してみよう。」
責める代わりに、理解する。
否定する代わりに、認める。
たったそれだけで、心の緊張は少しずつほどけていきます。
おわりに
人は、自分を否定し続けている限り、本当の意味では変わることができません。
変化は、安心できる場所から始まります。
それは他人との関係だけではなく、
自分自身との関係も同じです。
ロジャーズが残した、
「自分自身をありのままに受け入れたとき、人は変わり始める。」
という言葉は、今も多くの人の心を支え続けています。
もしあなたが今、自分を責めることで疲れているなら、
今日は少しだけ、自分に優しくしてみてください。
その小さな優しさが、これからの人生を大きく変える第一歩になるかもしれません。
ヒーリングサロン無限より
ヒーリングサロン無限では、日本伝統式レイキを通して、「自分の在り方」「心を整える」ことをお伝えしています。
自分を責める毎日から少し距離を置き、本来の穏やかな自分を取り戻したい方は、ぜひ日本伝統式レイキを体験・学習してみてください。
変わろうと力む必要はありません。
まずは、自分を受け入れること。
そこから、人生は静かに動き始めます。
